いじめっ子が親戚3

結婚式での事件 編

 

入籍時期の出来事から1年弱の頃のお話。

 

私は、婚約者と無事に入籍し

 

いじめっ子と従兄弟夫妻は、結婚式をすることになっていた。

 

コロナ禍で緊急事態宣言が発令中でもあり、感染者も多数の状況。

 

もちろん式場は感染対策をしているし、少人数なら一生に一度のことだし

仕方ないのかもしれないけど

 

私の父は重症化の恐れのある持病がある。

 

私たちも、できることなら結婚式をしたかったのだけど

もしも、招待客が感染してしまったら責任を取ることができないし

 

持病がある人もいるのにそんな危険なことはできなくて、見送っていた。

 

それに、従兄弟の父親は既に他界してしまっていて

 

私の父は、従兄弟の父親代わりとして面倒を見てきていた。

 

だから、結婚式の代表挨拶が私の父親だった。

 

父に持病があるのを知っていて、この状況下で決行する

いじめっ子と、従兄弟に腹が立った。

 

私は親を参加しないように説得した。

親もどちらかというと私の同じ考えだったけど

可愛い甥っ子のために迷いが生まれていた。

 

そんなこんなを何日もかけて話していた時

 

祖父が亡くなった。

 

そこで結婚式のこととは別件で事件が起きる。

 

私の親族は少々特殊で

簡単に言えば、今問題になっている宗教ほどではないが

宗教に大きく左右されるタイプ。

 

良い人ではあるのだけど、宗教が絡むと大変。

 

なので祖父の生前の言葉を尊重せず

自分たちの宗教上の理由で葬儀などを進めた。

 

私の父は、祖父を尊重したため親族と大きく対立した。

 

縁を切るレベルの泥沼化。

 

この親族は従兄弟の結婚式に参加するため、父は「参加しない」

ということになった。

 

そもそも喪中になるから、行かないとも言っていた。

 

からしたら願ったり叶ったり。

 

別に父が結婚式に参加しなくても

元々、代表挨拶になるべき人物が居たから問題なかった。

 

でも、人生そんな甘くないんだな。。

従兄弟はどうしても父に挨拶して欲しいと、ごねてきた。

 

父も断ったけど、何度も頼まれて結局折れる。

 

式予定日の1週間切ってたと思う。

 

私は最後まで行かないように説得したけれどダメだった。

 

私なら、せめて祖父の49日が終わるまでキャンセル料払ってでも取りやめる。

(だし、従兄弟はお金持ちだからこのくらい家が払うし、式代も家が払ってると思う)

 

いじめっ子、従兄弟夫妻にも考えがあるのだろうけど

私は全く理解できない。全てにおいて怒りでしかないから尚更。

 

で、結果。

祖父が亡くなってから1ヶ月もたたず、結婚式は行われた。

 

もちろん、私の父はその頃もいじめっ子と従兄弟の結婚は認めていない。

当然、上辺の挨拶。

※父が挨拶を書く時、いじめっ子に対しては何も良いところが思いつかなくて

悩んでいて笑えた。